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不当判決

227億円の証券会社の詐欺と役割を拒絶する投資者保護基金とズサンな裁判
目次

証券会社と運用会社の一体性

下記の概要図は刑事事件の証拠であるが(甲第1号証)、GLOBAL CORE社が中心となって、密接な資本関係と人的関係にあり一体である事が分かる。
人としては3人が上がっているが、児泉一は故児泉収の息子であり、前半は児泉収とアーツ証券社長の川崎正の2人で一体となって本スキームを作ってきた。児泉収亡き後、児泉一は父の役割を受け継ぎ、アーツ証券社長の川崎正と2人で一体となっている。

刑事事件の記録を読むと、児泉一は父の収が亡くなって急遽引き継いだようで実態は分かっていなく、当時若かったために気の毒な部分はある。元々は、児泉収とアーツ証券社長の川崎正とで作ってきた一体となっているスキームで、児泉収の逝去後は、アーツ証券社長の川崎正が実質的に仕切ってきている。
(下記の畦元氏へのヒアリングの証拠資料(甲第9号証)参照)

会社の資本関係の観点から見ても一体性は明らかで、児泉一個人がGLOBAL CORE社の3分の2を超えた議決権を持ちつつ、児泉一が社長を務めるオプティファクターからは残りの33.3%を出資しているため、GLOBAL CORE社に対して児泉一は100%の決定権を持つ。GLOBAL CORE社はアーツ証券社長の川崎正が取締役も務めており、当然ながら同社の業務責任がある。

アーツ証券に対しては、GLOBAL CORE社が54.8%、オプティファクターが11.8%の議決権を持ち、合計で66.6%と3分の2を持つ。これにより児泉一はアーツ証券に対して特別決議を行う事が出来る。具体的には、特別決議で要される監査役の解任が出来る形となっており、監査役を自分たちの都合の良い者を選ぶことができる。ここに、今回のスキームの大きな問題があり、金融庁の検査を10年に渡りすり抜ける事が出来た本質がある。

資本関係から見ると、児泉一を頂点としてオプティファクターとアーツ証券を牛耳っている形となるが、下記のヒアリングの証拠を見ると、児泉一は実質的にはほぼ何も理解できていないまま先代の経営してきたオプティファクターに入社している。少なくとも、児泉収が亡き後で実質的に全てをコントロールしてきたのはアーツ証券社長の川崎正である。これについては、児泉一のヒアリングを読むとよく分かり、児泉収が亡き後に川崎正がスキームを回していたとされている。しかも、児泉一のヒアリングからは、診療報酬債以外への投資も勝手に行っていて、ここに証券会社と運用会社の一体性が分かる。

あまり推測で書くのは当サイトの趣旨に反するが、甲9号証におけるヒアリングを読むと、元々は故児泉収が青山綜合会計の創業者である横山公一と診療報酬債権のスキームを作り、経営がうまく回らなかった等の理由で投資家の資金を流用するための詐欺スキームに変化してしまったように想像する。これも、推測の域を出ないが、アーツ証券も経営難にあり、診療報酬債の販売力が欲しい児泉収と思惑が一致。児泉収から出資を受ける等で、下記の概要図の形になっていったのだと思われる。その後、児泉収が亡くなり、実態を分かっている川崎正アーツ証券社長が引き取り回さざるを得なかったと言う事かと想像する。

また、甲9号証の中でも、児泉収が亡くなる3日前にSPCからの借り入れが33億円ある事が確認されていて明らかにおかしい。そもそもSPCは投資家のお金を病院に貸すためのお金を保持するための特別目的会社にもかかわらず、なぜにオプティファクターがSPCから借り入れを出来ているのか?どう考えても流用であり、会計会社がこれを許していたとしか思えなく、会計会社まで含めた一体性を認める。その中で、アーツ証券の川崎正社長も販売に加わって巨額の詐欺スキームになってしまったのであろう。

いずれにしても、証券会社の社長が実態を知りながら詐欺を働いたことに変わりはなく、投資者保護基金はその責務を果たすべきである。

アーツ証券の診療報酬債詐欺の概要図。金融庁からの刑事事件の証拠(甲第1号証)
刑事事件証拠 甲1号証 アーツ証券が顧客に説明した資金の流れ
刑事事件証拠 甲1号証 アーツ証券が顧客に説明した資金の流れ
刑事事件証拠 甲1号証 アーツ証券の詐欺の実際の資金の流れ
刑事事件証拠 甲1号証 アーツ証券の詐欺の実際の資金の流れ
刑事事件証拠 甲1号証 アーツ証券詐欺の診療報酬債券発行残高と診療報酬債の実際の金額
刑事事件証拠 甲1号証 アーツ証券詐欺の診療報酬債券発行残高と診療報酬債の実際の金額
事件証拠:甲第9号証:畦元氏のヒアリング
甲第9号証:畦元へのヒアリングP.1
事件証拠:甲第9号証:畦元氏のヒアリング
甲第9号証:畦元へのヒアリングP.2
事件証拠:甲第9号証:畦元氏のヒアリング
甲第9号証:畦元へのヒアリングP.3
事件証拠:甲第9号証:畦元氏のヒアリング
甲第9号証:畦元へのヒアリングP.4